2020.12.01:産経新聞より

 フォーティネット社製 VPNの欠陥から、IPアドレス、ログインIDと
 パスワードが流出し、インターネット上に公開されたとの報道です。
 「VPN製品の脆弱性に関する注意喚起」でも指摘されていました。
 世界中の49,577サイトの認証情報が、ハッカーのサイトで販売されています

テレワーク欠陥悪用サイバー攻撃相次ぐ:産経新聞より
元々の原因

 ディレクトリへのアクセスを制限すべき考慮が漏れていました。
 ハッカーは、この VPN製品の WEBサーバーに対し不正な HTTPリクエストを
 行い、システムファイルを取得しました。(下記はCISAの検証例)
 VPNセッションのログファイルにクリアテキストで、ログインID、パスワードが
 記録されていたため、流出が発生しました。
 各国の情報機関は、最新のパッチ適用とパスワード変更を注意喚起しています。

【例】認証情報を取得するコード:米国CISAより